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Muse Code 入門:インストールから最初のマージまで

Meta のターミナル型コーディングエージェントは、セットアップが徹底的にミニマルです。コマンド 1 つとブラウザでのサインイン 1 回で、自分のリポジトリの中でマルチエージェントセッションを操縦できます。立ち止まる価値のあるポイントも含めて、全行程を案内します。

#getting-started#install#cli#setup

コマンド 1 つ、バイナリ 1 つ

Muse Code は macOS と Linux 向けにベータ版として提供されており、インストールは 1 行で終わります。

curl -fsSL https://dev.meta.ai/install.sh | bash

スクリプトは muse バイナリを PATH 上に配置します。muse --version で確認できれば完了です。リモートスクリプトを bash にパイプするのは、どのベンダーであれ利便性とのトレードオフなので、慎重なチームはまずスクリプトをダウンロードし(curl -fsSL https://dev.meta.ai/install.sh -o install.sh)、中身を読んでから実行するとよいでしょう。意図的に「無い」ものにも注目してください。IDE プラグインもデスクトップアプリも存在しません。競合の一部とは異なり、Muse Code は設計思想としてターミナル専用です。

認証はブラウザで、マシンにはキーを

初めて muse を実行すると、ブラウザが開いて dev.meta.ai で Meta 開発者アカウントによるサインインを求められます。認証情報はその後ローカルにキャッシュされるので、セッションのたびに再認証する必要はありません。アクセスも課金も、Muse Spark モデルを直接提供しているのと同じ Meta Model API アカウントを通じて一元管理されます。

CI パイプライン、スクリプト、ヘッドレスマシンではブラウザをスキップします。Model API ダッシュボード(API keys → Create API key)でキーを作成し、MODEL_API_KEY としてエクスポートしてください。キーのフォーマットは LLM|{numeric_id}|{secret} のような形式です。環境変数かシークレットマネージャに保管し、コードには絶対に書かないでください。

最初のタスクは「ループが回ること」を証明するものを

任意の git リポジトリに cd して muse を実行します。エージェントがローカルのコンテキストを読み込み、タスクループが開きます。あとは自然言語で「どうなってほしいか」を伝えるだけです。ここで、いきなり壮大なリファクタリングから始めたくなる誘惑には抗ってください。Muse Code の性格を最速で理解する方法は、小さくて検証可能なタスクです。たとえば「parseDate 関数に足りていないテストを追加して、パスすることを確認して」のようなものです。

数分のうちに、このプロダクトを定義づける分業が目の前で展開されます。ワーカーエージェントが変更のドラフトを書き、レビュアーエージェントがバックグラウンドでそれを批評し、テストが実際に実行される。このワーカーとレビュアーのパターンは、すべてのタスクでデフォルトで有効です。Meta がこのプロダクトを「マルチエージェントというオプション」ではなく「デフォルトでマルチエージェント」と表現する理由がここにあります。

初日に覚えるべき 2 つのコストレバー

Muse Spark は推論モデルです。答える前に考え、その思考トークンは出力として課金されます。/effort コマンドで推論の深さを上下できるので、ありふれたリネームに深い熟考の料金を払う必要はなく、厄介な並行処理バグには存分に考えさせる、という調整が可能です。もう 1 つ、恒常的なルール — トーン、フォーマット、規約 — はシステムメッセージに一度だけ書くべきもので、毎回のプロンプトで繰り返すものではありません。この 2 つを押さえておけば、初日の請求額は退屈な数字に収まります。それが理想です。

次のステップ

ループの感覚が掴めたら、より大きな仕事を構造化する 3 つの組み込みスキルがあります。/plan はタスクを承認ゲート付きの計画に変換し、/grill はその計画が持ちこたえるまでストレステストをかけ、/goal はエージェントを設定した目標に向かわせ続けます。詳しくは組み込みスキルの記事で解説しており、完全なリファレンスはドキュメントにあります。

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